ピュアリー保育園

  ピュアリー保育園

各年齢に合わせた環境を確保するために、育児室は個別の部屋に分かれています。しかし、これらの部屋が閉鎖的にならないように、外から光を取り込み、風通しを良くし、保育士や子供たちの視界や動線が円滑になるように工夫しています。

子供たちの安全性を確保するために、育児室同士を仕切る壁は透明にしており、また、さまざまな事に興味を持ち始めるこの時期の子供たちにとっては、各育児室が異なる色を持つことで知的な刺激を提供しています。子供たちはどの部屋に属しているかを色の違いから理解し、異なる年齢の子供たちに対する意識を持つ手助けとなっています。

性別に基づく伝統的な色の区分けを避け、さまざまな色の組み合わせがある空間を提供しています。例えば、同じ色でも異なる種類の緑色が多様性を示し、子供たちに多様性への理解を促すデザインとなっています。

ピュアリー保育園

川崎・空家再生(断熱/耐震改修)

川崎・空家再生
(耐震・断熱改修)

昭和30年代に建てられた民家の断熱改修と耐震改修に挑戦しています。

民家や空き家を再生させるためには、まずその建物を保存したいという気持ちがどれだけ強いかが重要です。

この住宅は年月の経過による劣化が至る所に見受けられますが、元々の住人が愛情を込めて守り続けてきたことが非常によくわかります。 それを次の世代が受け継いでいくことが大事なことと考えています。

日本の気候に適した場所で建てられた伝統的な家屋は、まだまだ再生価値のあるものが多く残っています。

特に縁側などの独自の建築様式は、冷たい季節にも十分な暖かさを提供し、夏には涼しく風通しが良い空間を提供します。庭と調和した縁側を通じて、四季の変化を楽しむことができ、これは伝統的な日本の家屋ならではの贅沢な経験です。

ただし、冬の夜には日中の暖かさが失われ、夏の蒸し暑さも忍耐が必要です。これらの課題の一因は、かつての民家ではあまり重要視されていなかった断熱性や気密性などの要因です。したがって、これらの性能を向上させるために、伝統的な家屋の再生プロジェクトでは、耐震性と同じように慎重に検討し、補強する必要があります。

民家の歴史を尊重しながら、現代の生活に合った性能を取り戻すことが、伝統的な家屋や空家の再生プロジェクトの魅力の一つです。

川崎・空家再生(断熱/耐震改修)

金澤 石黒商店(町家再生)

金澤 石黒商店(町家再生)

明治37年創業の老舗骨董店である金澤の石黒商店が2月22日にリニューアルオープンしました。

(2017/3/6)
第38回 金沢都市美文化賞を受賞しました。

金澤の街並みへの貢献が評価され、第38回金沢都市美文化賞を受賞。

優れた目利きである石黒さんと、伝統工法に精通した越島さんや職人の皆さんたちとの協働が、良い結果を導き出しました。

 

(2016/8)

有形文化財として登録されました。

築約80年の金沢町家である石黒商店のの伝統的な意匠・工法を継承しつつ、現在も新しい古美術のセレクトショップとして活用できるよう改修工事が行われた建物として、国の有形文化財としても登録されました。

金澤 石黒商店(町家再生)

Leonard’s Bakery

Leonard's Bakery

2008年12月に日本初上陸を果たした、ハワイのレナーズベーカリー

今ではもうすっかり有名になったあのマラサダの専門店。
マラサダそのものの良さをシンプルに広めたい、という若いオーナーの熱意に負けぬよう、こちらも必死になって着いて行きました。

同じものづくりの大変さに共感し、はっきりとしたビジョンを持ったオーナーの為の仕事のしやすさにも感動。

Leonard’s Bakery

シカゴW邸

シカゴW邸

シカゴの典型的な住宅街における、レンガ造新築住宅の計画。
自然光の取り入れ方、断熱性能を含めた、建物の住環境のシミュレーションに主眼をおいたもの。

シカゴW邸

神田Mビル

オフィスビルのエントランスホールを改修することによって、ビル全体のリニューアルにも匹敵するほどの意匠的な効果が期待されている。

既存の建物を有効に活用しながらも、業種に見合った新鮮な雰囲気を利用者に与えることの重要性が、近年ますます大きくなっている。…

神田Mビル

品川Mビル

築30年を超え、キッチン・洗面・風呂・トイレといった設備機器や防水処理の更新と共に、意匠的なリフレッシュが求められた賃貸住宅。

東急沿線で都心へのアクセスにも便利で、若い世代の家族やルームシェアリングをターゲットととしたメゾネットタイプ。…

品川Mビル